骨折
- 楽に動きたい
- 痛みをとりたい
- 筋力・体力の低下を防ぎたい
- リハビリを続けたい
- 不安なく動けるようになりたい
札幌市で骨折にお悩みの方へ
「患部だけじゃなく、全身をみて楽に動かす」ことを考えた
リハビリを行います。
まずは体験リハビリにお越しください。
骨折の基礎知識がリハビリへの第一歩
骨が壊れることを骨折と言います。
一般的によく耳にする「ヒビ」も骨折ですし、骨の一部分が欠けたり、凹んだ場合も骨折となります。
骨折の原因は骨に外力が加わることで発生します。
健康な骨では、大きな力がかからないと骨折しません。
しかし、例えば高齢者のように骨全体が弱っていたり、骨の一部が溶けていたりすると、弱い力でも骨折します。
これを病的骨折といいます。
また、健康な骨でも同じ場所に継続した負荷が加わり続けると骨折することがありますが、これを疲労骨折といいます。
骨折の治癒過程の目安ですが、
・負傷後10日前後:負傷部位の周りの血液から血腫を作り、出血が止まると炎症が起こる
・負傷後10~20日頃:柔らかな組織が、繊維状から軟骨程度に再生
・負傷後20~60日頃:軟骨から一般的な骨状に変化するが、硬度には個人差あり
・負傷後90~180日頃:元の骨組織にほぼ近い状態まで回復
負傷直後は痛みも強い上に、骨折部位の周辺は炎症や筋肉の破損を伴っていることが多く、まずは負傷部位(骨折部)を安静に骨を正しい部位へ安定させることが最重要となります。
ただし、筋肉や関節は数日動かさなかっただけでも筋肉が細くなる萎縮や関節がこり固まった拘縮を起こします。
また、痛みを伴わない部位のリハビリは負傷後数日後もしくは骨折の処置をした後から始めることが理想となります。
骨折は全身を考えたリハビリが効果的
骨折後のリハビリは一般的に下記の2つが中心に行われます。
1.関節可動域練習
はじめは優しくゆっくりと、痛みのでない範囲で関節を動かします。
過度な範囲を行うと関節を損傷させてしまう可能性もあるため、専門職に相談して行いましょう。
同時に筋肉のマッサージ等も行うとより効果が得られます。
2.筋力強化練習
骨折部位の周辺(例えば足首を骨折したら膝関節や股関節)にもしっかりと筋力強化の練習を行うことが良いとされます。
骨折部位を動かさないでいる期間は、近位の部分も筋力が低下していくためです。
骨折の部位によって練習内容は変える必要があるので、こちらも専門のリハビリ担当者(理学療法士、作業療法士)に指導を受けることが良いです。
※関節可動域練習と筋力強化を患部だけに行うと、二次的に起こった他部分の痛みや姿勢の悪化が良くなるには時間がかかります。
骨折は自然に治癒すると考えられがちですが、全身の関節・筋力・脳からの神経伝達・バランスを考えたリハビリをすることが大切です。