痛み
- 痛みをとりたい
- 痛くて眠れない
- 痛くて動きたくない
- 痛くてイライラする
- 痛くてうつっぽくなる
札幌市で脳梗塞の後遺症によって痛みが続く方に対して
「身体の構造から痛みの根本を探す」ことを考えて
リハビリを行います。一つ一つ確認すれば必ず問題が見えてきます。
痛みは辛いことです。お気軽にご相談・体験リハビリにお申込みください。
痛みにお悩みの方へ ―痛みとリハビリテーション―
「痛み」とは、皮膚や筋などの組織の損傷からの生体防御機構によるものだけでなく、身体のどこにも原因が見当たらない感覚・感情も含みます。
「痛みがとれない」、「痛くて眠れない」、「痛いから何もできない、する気がおきない」など痛みに悩み、日常生活に支障がある方も多いと思います。
さらに、痛みは個人の主観的な感覚体験のため、客観的には理解されがたく、そのことで辛い思いをしてしまうこともあると思います。
「痛み」に対するリハビリの役目は、痛みの軽減と、痛みによって生じた運動障害の改善を目指し、日常生活を出来るだけ多く取り戻すことです。
痛みの程度や原因、リスク、ライフスタイル、恐怖心は人それぞれですので、「痛み」を特異的なものと捉えずに、セラピストの視点から「その人の痛み」に対しアプローチをいたします。
当事業所では、「痛み」に対するお悩みに対して、「疼痛ケアプラン」と「リハビリプラン」の2点のプランをご用意しております。
「疼痛ケアプラン」では、痛みの軽減を目的にリハビリを行います。
「リハビリプラン」では、痛みの軽減と痛みのよって生じた運動障害の改善を目的にリハビリを行います。
具体的には
「疼痛ケアプラン」では、以下の2点を中心に介入いたします。
●モビライゼーション
モビライゼーションとは、曲げにくかったり、伸ばしにくい関節の動きを改善したり、柔軟性の低い筋肉を伸ばしたり、強張っている筋肉を柔らかくします。他に、関節の安定性や神経の動きをスムーズにする方法です。
このモビライゼーションを行うことで、痛みの軽減、関節の動きの改善や筋肉、骨、靭帯などの組織の治癒の促進をはかります。
●関節可動域練習
変形・変性や炎症など関節の構造に問題がある場合、関節の可動域に制限ができてしまいます。また、関節の構造に問題がなくても、痛みが長期間続き可動性が低下した期間が続くと、筋肉や靭帯などの柔軟性が低下してしまい、関節の可動域に制限ができてしまうこともあります。
自動運動(痛みのない範囲で自分の力で動かす運動)や自動介助運動(助力による運動)、愛護的な他動運動(第三者の用手などの外力によって動かす運動)を組み合わせながら、ご負担が少ないように可動域の維持・改善をはかります。
※患部だけでなく、二次的に起こった他部分の痛みや悪化した姿勢が良くなるには時間がかかります。
全身の関節・筋力・脳からの神経伝達・バランスを考えたリハビリをすることが大切です。
必要に応じて、以下の介入も行います。
●固有受容性神経筋促通法(PNF)
脳卒中などによる麻痺が日常生活では支障がない程度でも、痛みの原因になる場合があります。
筋や関節などの位置や動き、力の受容器に刺激を加えながら運動を誘導することで、中枢神経(=脳と脊髄)機構の働きを賦活化し、神経・筋の活動を促進させる方法を行い、再発防止をはかります。
以上が「疼痛ケアプラン」の基本プログラムとなります。
痛みの程度や原因、リスク、耐性・恐怖心など、ライフスタイルも人それぞれです。
上記プログラムの他、その方に合ったアプローチをいたしますのでお気軽にご相談下さい。
「リハビリプラン」では、痛みの軽減と痛みによって生じた運動障害の改善を目指し、失われたADL(日常生活活動)やQOL(趣味活動などの生活の質)の向上を目的に介入させていただきます。
例として「疼痛ケア」に加え、
●筋力強化練習
動かさないでいる期間が長期間になると、筋力が低下してしまい、筋力強化練習を行う必要となる場合があります。
その際、痛みの程度や筋力低下の部位や程度、病歴によって練習内容を考慮する必要があります。
●歩行などの動作練習
痛みが軽減しても、痛みの恐怖心により動作性が改善されにくいことがあります。
再発予防や動作性の獲得のために、個人のもちうる能力を最大限に引き出し、歩行などの動作の安定性、効率性、実用性の向上をはかります。
損傷箇所や障害、病歴、生活歴は人それぞれ違うので、改善に繋がるためには効率的なアプローチが必要になります。
お身体は良くも悪くも日々変化していきます。
脳梗塞リハビリステーション札幌中央のリハビリは、その日その時のお身体の状態に合わせて適切で細やかなプログラムを立てます。
国家資格を持つ専門職(作業療法士)が担当しますので、安心して受けることができます。
疼痛ケアプランのご案内
ケアのお時間はご希望に合わせて設定できますので、お気軽にご相談ください。
痛みについて -リハビリのための基礎知識-
痛みの原因
●侵害受容性の痛み
皮膚や筋などの組織の損傷か、損傷する可能性がある程の刺激によって生じる痛み。生体防御のため警告の役割を持つ。
例:ケガ、打撲、骨折、変形性関節症など
●神経障害性の痛み
神経系の損傷や機能異常によって起こる痛み。生体防御の意味を持たないといわれている。
例:視床痛、幻肢痛、複在性局所疼痛症候群など
●心因性の痛み
身体的要因と精神的要因の相互作用によって起こり、慢性的な痛みに多く関与している痛み。
例:身体表現性障害
●混合性の痛み
侵害受容性と神経障害性の痛みの要素を持ち合わせている痛み。
例:慢性腰痛(腰椎脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア)など
痛みの種類
- 一次痛:すぐに感じる鋭い痛み。痛みの場所を識別しやすい。
- 二次痛:一次痛の後にくるズーンとした鈍い痛み。痛みの場所が不明瞭。
痛みの原因が身体的な機能低下だけで説明できない場合、痛みや痛みの悪循環に影響を及ぼす要因を考慮する必要があります。
損傷箇所や障害、病歴、生活歴は人それぞれ違うので、改善に繋がるためには効率的なアプローチが必要になります。
脳梗塞リハビリステーション札幌中央のリハビリは、お身体の状態に合わせて適切で細やかなプログラムを立てます。