糸とばし呼吸トレーニング

2024年08月23日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

不安定な天気が長引きそうですね。

 

今回は、呼吸の仕方と姿勢を意識することで気軽にできる体幹トレーニング「糸とばし呼吸トレーニング」をご紹介します。

 

「糸とばし呼吸トレーニング」は、

姿勢を整えて椅子に座って、糸のように息を吐く「糸とばし呼吸」をするだけです。

「糸とばし呼吸」は、インナーユニット(体幹の核となる腹腔部分の深層筋群のことで、体を安定させる筋肉)の活性化を図ることが期待されるトレーニングといわれています。

 

<「糸とばし呼吸トレーニング」のやり方>

①椅子に座り、なるべく背筋を伸ばします。

腹筋の動きがわかりやすいように、お腹に手を当てます。

「糸とばし呼吸」をします。

鼻から息をゆっくり吸います。

次は口から細ーく長ーく糸を飛ばすように、息を吐きます。

 

息を吐くときに意識的にお腹を凹ませるように手で誘導すると、インナーユニットは活性化されやすくなります。

 

インナーユニットを鍛えることにより、姿勢の安定性の向上や骨盤底筋も活性化による尿漏れの予防にも期待をすることができます。

立っても出来るので、日常に取り入れやすいかと思います。

良かったら、お試しください。

椅子に座った腹式呼吸のイラスト(女性)

 

湿度が高い日が続きそうです。

体調にはお気を付けて、お身体を大事にお過ごしください。