「おっ」呼吸
2026年03月12日
こんにちは。
作業療法士の小笠原です。
3月になり、雪が降りながらも雪解けが進んで歩きやすい道が増えてきました。
冬は、寒さと路面状態が悪さから下向きで歩くために姿勢が悪くなりがちです。
下向き傾向ですと、呼吸も浅くなりがちになり、胸や肩周りの筋肉が凝りやすくなってしまいます。

本日は、横隔膜(胸郭[きょうかく]の下部にある薄い筋肉)の動きを意識することで、この冬で凝った胸や肩周りをすっきりできるように「おっ」呼吸をご紹介いたします。
方法は、姿勢を良くして「おっ」と強い発声するだけです。
「おっ」と強い発声を行うことで、横隔膜の自動収縮を促すことが期待できます。
横隔膜は、息を吸う際の主力筋(腹式呼吸)の他に、下制して腹圧を高めることで排尿や排便を補助します。
さらに、姿勢保持など体幹の安定性にも関係しているといわれています。
「おっ」呼吸では、インナーユニット(体幹の核となる腹腔部分の深層筋群のことで、体を安定させる筋肉)の収縮も促すことができるので、インナーユニットの活性化も図ることが期待されます。
<方法>
①椅子に座り、なるべく背筋を伸ばします。
腹筋の動きがわかりやすいように、お腹に手を当てます。
②お腹に少し力を入れて、その状態をキープしたまま「おっ・おっ・おっ・おっ・おっ」と声を出しながら息を吐きます。
苦しい場合は「おっ」を3回にするなど、回数を調整しましょう。
よかったらお試しください。


