冬の血圧管理

2020年12月2日

こんにちは!OT増田です(o´艸`)

もう12月に入りましたね。みなさん風邪など引かず元気にお過ごしでしょうか?

2020年も残り約一か月…1年って本当に早いなぁと思います。

12月になると、「今年やり残したことはなかったかな…?(・ω・;)」とそわそわしてしまう私ですが、今年はこのコロナ禍の中、無事に健康なまま、仕事に大きな支障が出ることもなく過ごすことが出来ただけで十分だなと感じています。

残り一か月、このまま元気に働くことが出来るように健康管理に努めていきます!(9`・ω・)9

 

 

冬になり気温が下がると、心筋梗塞や脳卒中が増えるというのをみなさんも耳にしたことがあると思います。

今シーズンはコロナの流行もあり、北海道の医療崩壊という話も出ているほど医療現場は大変なことになっています。

札幌市内の病院でもちらほらと感染者が出たという情報が掲載されていたりもしますね。

各自で行うコロナ対策は勿論ですが、心筋梗塞・脳卒中の発症対策・予防もすることで、入院しなくても良いように各自で取り組んでいくことも必要だと思います。

 

なので!

今日は冬場の血圧管理についてブログを書いてみようと思いますο(*´˘`*)ο

 

私たちの体は、寒くなると血管を収縮させ、熱の放散を防ぐ仕組みがあります。

その際、血管の収縮を伴うため、血圧も上がります。

そのため、暖かい室内から急に寒い外に出たりすると、血管を収縮させることで熱の放散を防ごうとするために血圧は急上昇し、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす原因となってしまうのです。

(※このような急激な温度変化による血圧変動で起こる健康被害を「ヒートショック」と呼びます。)

特に、冬場に注意したいのが起床時です。

寒い日に起床してすぐ布団から出ると、急激な温度変化によって血圧が急上昇しやすい状態となってしまいます。

他にも、冷え込んだトイレ、熱い湯船や寒い脱衣所といった温度差が生じやすい場所ではヒートショックが起きる可能性が高いため注意が必要です。

ヒートショックは誰にでも起こる危険性がありますが、特に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの疾患がある方・高齢者は注意が必要です。

また、冷えや水分不足によって血液がドロドロになっていると、血液循環が悪くなり、血圧が上がりやすくなります。

これらも、冬場に心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす要因となります。

身体を冷やさないような恰好をしたり、冬場でもこまめに水分摂取をする習慣をつけましょう!

 

★冬場の心筋梗塞・脳卒中の予防方法★

●ゴミ出しや屋外で洗濯など、短時間外に出るときでも防寒対策をする

●室内だけでなく、トイレやお風呂の脱衣所も暖める

●夜間トイレに行くときは、上着を着用するなどして冷えないようにする

●起床してすぐに行動することを避ける(目覚めたら布団の中でゆっくり過ごし、布団から出る)

●お風呂の温度は40℃以下のぬるめのお湯につかる・湯船から出るときはゆっくりと出る

●起床時や入浴前後にコップ一杯程度の水分を補給する(冷蔵庫から取り出してすぐの冷たい水は体を冷やしてしまうため、白湯か常温の水が良い)

●入浴前にアルコールは飲まない

 

北海道はこれから寒い時期が長く続きますが、上に書いてあることなどを気を付けながら過ごしてみましょう!(*´∨`*)