秋の花粉

2024年09月26日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

本日の一枚。

検索すると、イヌサフラン。

春に咲くスロッカスにも似ていますね。

 

9月も下旬になりました。

この時期は、ブタクサとヨモギの花粉が絶頂期です。

ブタクサ花粉が気にされる方も増えてきているように感じます。

 

ブタクサの花粉は粒子が小さい方なので、侵入しやすいといわれています。

秋の花粉症への対処も春の花粉症対策と同様です。

 

春に比べて、症状が軽い方が多いようですが、花粉症における鼻や目のケアについて、再度ご紹介します。

 

鼻のケア

・鼻の粘膜の保護

繰り返して鼻をかむと鼻が荒れますので、荒れてしまったらワセリンなどを塗ってケアしてください。

保湿ティッシュペーパーはかなり負担を軽減してくれます。

 

・室内の加湿

鼻の中に炎症があると粘膜の保護機能が低下するので、室内を加湿して水分を補ってください。

 

鼻に入り込んだ花粉やホコリなどは、洗い流すのが効果的です。

ただし、水道水は塩素などを含んでいて鼻の粘膜を傷つけてしまうリスクがあるので、体液に近い組成の市販の生理食塩水を使用することをおすすめします。

 

 

目のケア

・目の洗浄

花粉やホコリなどは、洗い流すのが効果的です。

ただし、鼻と同様に水道水で目を洗うことで細胞が傷つくことがあり、また目の保護をしてくれる涙も洗い流してしまうので、市販の目の洗浄液を使用してください。

 

・目の疲労の回避

ドライアイや目に炎症があるときなどは花粉の影響で症状が悪化しやすいので、目から画面を離すなど、意識的に目を休めて目の負担を減らしてください。

 

 

一番大切なことは、花粉を身体に付着・侵入させないようにすることなので、

・花粉回避の服装(マスク、帽子、眼鏡、表面がツルツルした上着など)

・屋内に入る時は花粉を払う。

・顔や鼻の穴にワセリンを塗る(ワセリンに花粉が付着するので、目や鼻への侵入を防ぐことができます)。

などの対応が大切です。

 

良かったら、お試しください。

 

 

疲れていたり、体調が悪いと花粉症の症状が悪化しやすいです。

風邪も流行っているので、体調にはお気を付けてお身体を大事にお過ごしください。