転倒予防にもなる腕の体操~小さなクルクル軸体操~

2025年01月30日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

1月もあと数日になりました。

2月~3月は「逃(2)げるように去(3)る」といわれるくらいあっという間の体感になるので、毎年不思議に感じます。

今年は温かいので、春が早く来るといいですね。

 

本日は、バランス向上にも繋がる腕の運動「小さなクルクル軸体操」をご紹介します。

 

小さなクルクル軸体操は、視線を動かしながら腕を動かす体操です。

体幹を軸にして腕の動きと視線を合わせることで、身体の正中(中心)の感覚を誘導することが期待できます。

 

腕の動きに対して体幹の安定性が獲得できると日常の動作が安定して行えるようになるので、転倒予防におすすめです。

 

 

<方法>

①椅子に座ります。

胸の前で手を合わせ、肘を伸ばします。

 

➁肘を伸ばしたまま腕を右側に動かし、腕はそのままキープしながら顔を左右に向いてゆっくり首を動かします。

左右各3~5回向きます。

 

③腕を元に戻します。

一息ついたら、腕を左側に動かし、同様に首を動かします。

 

※注意:腕も首も痛みがない範囲で、楽に動かせる程度の角度で行ってください。

 

 

溶けた雪や氷でボコボコになっていたり、ザラメ雪で埋まるなど歩きにくい所が多いので、転倒には注意してお過ごしください。

椿のキャラクター(冬)