なぜ、リハビリが必要なのでしょうか?
2020年07月10日
なぜ、リハビリが必要なのでしょうか?
脳梗塞リハビリステーション札幌中央
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これまで、26年間准看護師として病院勤務をしており、そのうち9年間はケアマネジャーをしておりました。
そんな私が立ち上げた『脳梗塞リハビリステーション札幌中央』について、
その思いをこれから伝えて行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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1)新型コロナウィルス感染症対策
2)なぜ、リハビリが必要なのでしょうか?
3)個別相談会のお知らせ
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1) 新型コロナウィルス感染症対策
「新北海道スタイル」安心宣言
「7つの習慣化」に取り組みます。
脳梗塞リハビリステーション札幌中央では、営業自粛要請期間中でも、ご利用者様の身体機能向上のため通常通りの営業をしておりました。
残念ながら密接な行動にはなってしまいますが、ご利用者様の身体機能向上のためには、仕方のない行為だからです。
自費リハビリ施設ではありますが、医療保険適応の病院や治療院と変わらない行為で、直接触れて施術し自主訓練のための指導をしなければいけません。
スタッフは感染リスク回避のため、十分気を付けて対応をしております。更に、完全予約制のマンツーマンで実施しておりますので、最少人数2名です。極力、私も密集にならないよう席を外しておりますので、安心してお越しくださいませ。
2) なぜ、リハビリが必要なのでしょうか?
最近、40~50歳代の脳卒中後遺症でお困りの方からのご相談が増えております。
発症後、入院中に毎日リハビリをしていたのに、退院後は自主訓練がメインとなり、一気にリハビリの時間が減ってしまいます。
改善の見込みがあると判断されれば、医師の指示により継続も可能ですが、その指示も出ることは少なく、そもそも外来リハビリを実施している医療機関が少ないのが現状です。
そこで、ご相談に来られる方々は、今なぜ脳梗塞リハビリステーション札幌中央のリハビリを必要としているのでしょうか?
① 後遺症により手が動かない⇒そのため
- ズボンの上げ下げが出来ない
- 衣服のボタンやファスナーが出来ない
- ハシが使えない
- 字が書けない
- マウスが使えない
② 後遺症により足が動かない⇒そのため
- 上手に歩けない
- 転倒の不安がある
- 装具や杖が必要
- 移動に時間がかかる
- 立位保持や歩行時の持続力に不安がある
などなど・・・
日常生活が自立しているため退院となりましたが、退院後の生活はもちろん入院前とは違います。100%の改善は見込めないけれども、概ね自立した生活が送れるまでになって退院は出来ています。
でも、皆さん退院してからの課題が一つ二つと見えてくるのです。
そして、まだまだ働き盛りです。職場に復帰出来たとしても、入院前とは勝手が違います。
一つ一つの動作が緩慢となりぎこちなく、これまで出来ていた当たり前のことが出来ず苛立ってきます。
人前に出ると、羞恥心で一杯になります。視線が気になり、ご家族でさえも羞恥心を感じるのです。
これが、ご本人様たちの切実な思いと現実であり、前向きになりたくても常に葛藤があるのです。
なぜ、リハビリが必要なのか?は、退院後に見えてきた課題を一つずつ解決するために必要なのです。
日常生活ではなく、働くための課題なのです。
そして、その先にあるなりたい自分、ご自身の未来、ご家族の未来のためなのです。
工夫をしながら出来ることを増やし、身体のバランス・筋力・持続力を付けながら、スムーズな動作の獲得へ近付けることが大事なのではないかと思います。
そんな思いに寄り添い、自主訓練や家族様へのリハビリ補助指導も含めたサポートが出来ればと思っています。
3) お知らせ
個別相談会 : 随時受け付けております。予約制であなたのためだけのお時間を作ります。
お気軽にご相談ください。
℡ 011-211-1248