装具のお話

2019年06月12日

こんにちは!作業療法士の増田です 😛 

今日は装具についてのお話です(●´艸`)

脳卒中で入院中、下肢装具を作成し、退院後も生活の中で使用している方は多いと思います。

装具は使い込めば使い込むほど、劣化しますし、使用者の身体・動き方も徐々に変わってくるので、適宜装具の適合チェックというものをする必要があるんです!

装具には、大きく分けて「プラスチック製」・「金属製」のものがあるので、その2種類にわけて、それぞれチェックポイントを書いてみます(・ω・´●)

 

☞≪プラスチックの場合≫
① 装具がふくらはぎに食い込む・隙間がある
② 装具の踵部分にホコリが溜まっている
③ 足首・踵の部分が白くなっている
④ 亀裂が入っている
⑤ 装具が黄ばんでいる(変色している)

 

 

☞≪金属支柱の場合≫
① 装具が食い込む・隙間がある
② カフ(ベルト部分)が破損している
③ ねじが破損している
④ 支柱が曲がっている

 

どうでしょう?

書いてあるチェックポイントで、みなさんの使っている装具にあてはまるものはありませんでしたか?(。´・ω・)?

装具の耐用年数はプラスチックのもので1.5年、金属支柱のもので3年程度となっています。

せっかく装具を使っていても、劣化が進み、自分の足に適合していなければ逆に歩行に悪影響を与えている可能性があります。

自分の使っている装具は歩くときにきちんと装具として機能しているのか、定期的に装具をチェックし、

「合わなくなっている」・「壊れている部分」があれば装具屋さんに連絡・相談をするのがおすすめです!ο(*´˘`*)ο