縁起の良い飲み物「福茶」の話
2022年12月29日
こんにちは。
作業療法士の小笠原です。
2022年も残りわずかとなりました。
みなさま、2022年もお疲れ様です。
本日は、
縁起の良い飲み物「福茶」についてのお話しです。
福茶(ふくちゃ)とは、福を招く縁起物として飲まれるお茶のことで、お茶に豆や昆布、梅が入っている飲み物(山椒が入っていることもあります)です。
お茶はもともと縁起のよい飲み物と呼ばれており、昔から1日の始まりである朝にお茶を飲むことは大変に縁起がよいとされていました。
さらに、縁起のよい食べ物として、三毒を断ち、難を逃れるとされる「梅干し」、まめに働けるとされる「黒豆」、喜ぶとされる「昆布」をいれた飲み物が「福茶」です。
福茶は、大晦日や正月、節分などに、健康長寿や無病息災を願って飲まれています。
<福茶の作り方>
福茶の作り方は、湯呑茶椀に、梅干し、塩昆布、黒豆あるいは大豆を入れ、そこにお茶またはお湯を注ぎます。
お好みで山椒の粉を入れます。豆の数は、吉数で縁起がよいとされる3にあやかり、通常3粒入れます。
豆を軽く炒ると香ばしくなり、うま味が上がります。
ある料理漫画では、軽く炙った昆布と軽く炒った黒豆の2品を入れて香ばしく仕上げていました。
<福茶1杯分の参考分量>
福豆(大豆か黒豆)・・・3粒
塩昆布 ・・・小さじ1
梅干し ・・・小1個
お茶または熱湯 ・・・100~150ml
※お好みで、山椒(さんしょう)の粉をふります。
2022年12月31日(土曜日)~2023年1月4日(水曜日)までの間、脳梗塞リハビリステーション札幌中央は冬季休業とさせていただきます。
年明けは、1月5日(木曜日)~営業再開いたします。
2022年もありがとうございました。
2023年もよろしくお願いします。
皆様、良いお年をお迎えください。