若年性パーキンソン病

2019年10月7日

若年性パーキンソン病のご利用者様

 

 脳梗塞リハビリステーション札幌中央   

 

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これまで、26年間准看護師として病院勤務をしており、そのうち9年間はケアマネジャーをしておりました。

そんな私が立ち上げた『脳梗塞リハビリステーション札幌中央』について、

その思いをこれから伝えて行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

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1)若年性パーキンソン病のご利用者様

 

 

2)個別相談会・自費リハビリ説明会 

           のお知らせ

 

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1)先日、若年性パーキンソン病のご利用者様よりご相談がありました。

 

50歳代後半女性で、発症して20年ほどの方です。その当時、ご自身では全く気付かず、他者より後ろ姿の歩き方がおかしいと言われ、少し気になりだしたそうです。

 

その後、少しずつ色々な症状が気になりだし、インターネットで症状と病院を調べ受診し検査の結果、若年性パーキンソン病の診断を受けました。

 

診断されたのが30歳代後半ですから、日本人女性の平均寿命を考えると、これまでの人生より発症後の人生の方が長く途方に暮れたと思います。

 

パーキンソン病は治る病気ではないので、症状を抑えならリハビリを継続し自立した生活を目指します。特に、まだまだ若い方にとっては、これからの夢や希望のため、自立した生活以上に質の高い生活や人生を望んでいる事と思います。

 

ご本人様は、病院でのリハビリと介護保険サービスを利用しております。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のリハビリを受け、その他にケアマネジャーからのご紹介で、音楽療法も行っています。

 

歩行など身体の動きはもちろん、家事を継続していくための手の動きや、発語が不明瞭で声量も少なく嚥下機能も低下してきますので、話したり飲み込んだりするためのリハビリも重要です。

 

そのため、介護・医療・自費の様々なサービスを提案できる、情報量の多いケアマネジャーの存在は非常に大事です。あの手この手で、何とか少しでも機能維持を考えているご利用者様にとっては、共に悩み考え、より良いサービス調整ができるケアマネジャーであって欲しいと望んでおります。

 

今、一番の悩みと希望は、通所リハビリやデイサービスへ行くには、年齢的に若いため抵抗があることだそうです。そのため、できれば若年性パーキンソン病患者が集いリハビリを行える場が欲しいとのことでした。

 

彼女は、それを『大人の部活』と言っております。長期的にしなければいけないリハビリを、苦痛に思ってしまいがちですが、学生時代の部活のような感覚で同じ悩みを持つ仲間が共に励まし合い、楽しく頑張れる場が欲しい…と。

 

現在当施設では、90分マンツーマンのリハビリを、作業療法士が丁寧に対応しております。言語療法の対応はまだできませんが、経験豊富なセラピストが対応しておりますので、脳梗塞の麻痺や高次脳機能障害に対するリハビリはもちろん、パーキンソン病の方のリハビリも対応しております。

 

『大人の部活』

私の視点にも変化があり、様々な支援の方法があることを、ご利用者様から教わりました。大変勉強になりました。

 

脳梗塞・パーキンソン病など、何かお困りの症状がありましたら、是非体験リハビリにお越しください。

90分マンツーマンで、丁寧に対応させて頂きます。

 

2) お知らせ

個別相談会 : 

随時受け付けております。

予約制であなたのためだけのお時間を作ります。

お気軽にご相談ください。

    011-211-1248

 

自費リハビリ説明会 : 

毎週水曜日 16:00~18:00

要予約ですので、事前にご連絡ください。

    011-211-1248

 

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