脚の内転筋 ~鍛えて転倒防止~

2022年09月22日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

明日は、秋分の日です。

秋と言えば、散歩が気持ちいい時期ですね。

 

散歩で避けたいことの一つといえば、転倒です。

怪我は避けたいものです。

 

と、いうことで本日は、

数ある転倒防止の項目の中から、

脚の『内転筋』に注目したいと思います。

 

『内転筋』とは、太ももの内側の筋肉です。

関節が内転(腕や脚を胴体方向に閉じる動作)をするために収縮する筋肉のことを指します。

 

脚を開いた状態から閉じる動作を主に行っていますが、それだけでなく、股関節の全ての運動に関わっています。

股関節の運動を安定かつスムーズに行ったり、良い姿勢を維持したりする役割も持っています。

 

今回は、腰や膝などの負担が少ない内転筋を鍛える方法をご紹介します。

 

用意するものは、

バレーボールくらいの大きさのボールかクッション(軽めの物)です。

 

<方法>

 ① 仰向けで寝てボールを両足で挟みます。

 ② 両足を閉じて、ボールを程好く潰します。

 ③ ボールが落ちないようにゆっくりと両脚の力を緩めます。

 ④ ボールを挟んで緩める動作を1回とし、5~10回×1~6セット行います。

 

この方法なら負担が少なく、辛いと感じずに続けられると思います。

 

続けられるよう無理せず行うのが良い方法です!

その日の気分や体調で回数を調節し、自分のペースで行いましょう☆

 

ゴールボールのイラスト(パラリンピック)