年末年始のご馳走~お酢パワーで身体の準備~

2021年12月16日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

12月の中旬になりました。

来週はクリスマス☆ですね。

再来週はついに大晦日。そしてお正月。

美味しいものが溢れる期間に突入していきますね。

今回は、そんな誘惑的な時期におすすめの日常に「+1」のお話しです。

 

今回の「+1」は、お酢です。

お酢については、以前のブログ「糖質と上手な付き合い方②」で触れましたが、その他にもありがたい効果があるので、加えてご紹介します。

 

1,体脂肪の増加予防にお役立ち

酢酸の働きにより、脂肪の合成を抑制することで体脂肪の増加予防に役立ちます。

 

2,血糖値の上昇を緩やかにするお役立ち

血糖値は主に食事を介して上がっていきます。

酢は血糖値の上昇を緩やかにする作用があると言われています。

(過去のブログ→「糖質と上手な付き合い方②」)

また、血糖値の急激な上昇は体脂肪の増加を招きやすいので、血糖値の上昇を緩やかにすることはダイエットのサポートになると考えられます。

 

3, 疲労回復にお役立ち

お酢に含まれるアミノ酸とクエン酸は、運動による疲労の回復をサポートしてくれます。

疲労のもとである乳酸が、酢酸やクエン酸によって代謝がスムーズになるため、運動の後や忙しい仕事の後に酢を飲むと疲れが取れやすいといわれています。

 

4, 抗菌作用にお役立ち

酢は強い酸性を示すため、抗菌作用もあります。

ご飯や副菜などのちょっと日持ちさせたい料理にほんの少しお酢を入れるとお日持ちがちょっと伸びます。

 

いいことがたくさんありますが、気を付ける点もあります。

お酢は強い酸性なので、過剰摂取やお酢を原液のまま摂取するのは歯や胃腸への刺激が強いので避けることをすすめます。

酢の量は、1日大さじ1~2杯(15ml~30ml)が目安なので、副菜などのメニューに取り入れたり、汁物などにちょっと足すなど、「+1」の目安で取り入れることをおすすめします。

 

最後に、料理の下ごしらえに便利で、豚の角煮の下茹時にお酢を少し入れると、トロトロの豚の角煮になりますよ~。

 

思い出の料理のイラスト