手作りプロテイン

2024年03月28日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

今年は残雪量が多いですが、雪解けの隙間からフキノトウが顔を出してきていています。

順調に春になっていますね。

 

雪解けとともに活動量が増えてくるこの時期。

本日は、手作り簡単「プロテイン」のお話しです。

 

プロテインは、良質なたんぱく質を気軽に摂取できるドリンクです。

プロテインは筋トレをしている人だけでなく、食事のバランスの悪い方や食事量の少ない方、欠食することが多い方にもおすすめですよ。

不足しがちなたんぱく質を摂取できるので、覚えておくと便利です。

 

今回ご紹介する方法で作る場合、ホエイプロテインガゼインプロテインの2種類が同時に出来ます。

 

ホエイプロテインは、胃腸への負担が少なく、吸収も早いので、運動直後のたんぱく質の補給に最適です。

低カロリーで、筋肉成分を作るアミノ酸を多く含んでいます。

摂取するベストタイミングは、運動後30分間がゴールデンタイムと言われています。

 

ガゼインプロテインは、ゆっくりと体に吸収されるので、寝ている間の栄養補給に最適です。腹持ちも良いです。

摂取するベストタイムは、就寝前の30分~1時間前といわれています。

 

きな粉やココア、シナモン、豆乳などを入れると、両プロテインも飲みやすくなったりプロテインの効果を高めることもできます。

 

<材料>

・牛乳・・・1000㎖

・レモン汁(もしくはクエン酸)・・・50~100㎖

 

<道具>

・鍋または炊飯器

・ボウル

・濾過する布(ガーゼなど)

 

<方法>

①牛乳を70℃くらい(沸騰の手前)まで温めたら加熱を止めます。

 

②①にレモン汁を入れ、スプーンでかき混ぜます。分離が始まったら、弱火にして軽く混ぜます。

 

③よく混ざったら、火を止めてボウルに布を張り、②を濾します。

※下に落ちる水分がホエイプロテインで、絞って残るものがカゼインプロテインです。

 

④お好みの水分量まで絞りましょう。

強く絞ると、水分が抜けてパサパサニになったカゼインができます。

 

⑤お好みの味付けをしてお召し上がりください。

塩とレモンでチーズっぽくなり、ハチミツとレモンでクリームチーズケーキのような味になります。

 

※手作りの場合は防腐剤が入っていないので、早目に消費しましょう。

 

レモン汁がない場合、私はお酢で代用しています。

お酢の場合はレモン汁よりも少量使用します。

 

 

この方法で作ったプロテインは邪道だという方も多いかと思いますが、お手軽を重視したレシピですので、入門編として温かい目でみていただけたら幸いです。

 

トレーニングや食事療法は、量や質も大事ですが続けることが一番大切です。

なかなか続けられない方は、これなら自分は続けられるという折衷案を見つけていくことが続けられるコツになるかと思います。

プロテインを飲む人のイラスト