うつぶせ寝で簡単筋トレ

2021年12月2日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

ついに、12月に入りました!

2021年も残り1か月をきりましたね。

例年より遅いですが雪が降るようになって、気温と共に景色が冬に代わりました。

寒くなると、布団から出がたくなり、ストーブの前から離れがたくなりますね。

 

やかんがストーブの上に置かれたイラスト

 

今回は、そんな時にぴったりな運動をご紹介します。

 

それは、

「一日5分うつぶせ寝」

するだけです。

 

「うつぶせ寝」は、実は腹筋、胸筋に自分の体重と同じ重りを載せたのと同じ事なので、自分の体重に逆らって呼吸するだけで、自分の体重が腹筋・胸筋への負荷となって、筋力増強に繋がります。

 

※うつぶせが難しい方は、あお向け寝になって自分のおへそを見てみましょう。

首が痛いなどの理由があって頭が上げられない方は、目線だけのチラ見でもOKです。

腹筋を触ると硬くなっているのがわかり、チラ見だけでも十分に筋トレになっていることがわかりますよ★

 

ゆっくり呼吸をして下さいね!

 

この運動で呼吸筋(胸とお腹の筋肉)を鍛えることができます。

呼吸筋を鍛えると、姿勢が良くなるだけでなく、嚥下(物を飲み込む)機能にも役立ちますよ。

 

なぜ嚥下にも効果があるかというと、

人はものを飲み込む時に、ほとんど無意識的に「吸って、止めて、ゴックン、はー」という呼吸を繰り返しながらものを飲み込んでいるからです。

 

呼吸筋を鍛えると、姿勢改善に嚥下機能維持・向上にも効果があって一石二鳥ということです☆

 

良く効く体操はたくさんありますが、毎日続けられるよう無理せず行えるのが良い方法だと私は思います。

自分のペースで行いましょう☆

うつ伏せで寝る人のイラスト(女性)