ヘルプマークを知っていますか?
2020年08月5日
こんにちは!OT増田です(o´艸`)
札幌も急に気温があがり、蒸し暑い日が続いていますね!
昨日は湿気もかなりあったので、マスクしながら外を歩くのは本当に苦しいと思いました(。>﹏<。)ノ
まだ何日かは夏らしい日が続きそうなので、熱中症にはくれぐれも注意しましょう!
今日は「ヘルプマーク」について書いてみようと思います。
みなさんはヘルプマークというものをご存じですか?
恥ずかしながら、私は去年当施設をご利用してくださったお客様に聞くまでは「見たことはある」程度にしか知りませんでした。
恐らく、みなさんも見たことあるのではないかと思います。
このイラストのようなストラップ型のマークがヘルプマークになります。
これは周囲の人に援助や配慮が必要なことを知らせることができるマークです。
札幌市では、平成29年10月18日から配布を開始しました。
外見からは障がいがあることが分からない方などに対し、札幌市民全体で合理的配慮を提供しやすい環境を作っていくためです。
札幌市のホームぺージに記載されている、ヘルプマークの対象となる例としては、
・義足や人工関節を使用している方
・内部障害や難病の方
・妊娠初期の方
・その他援助や配慮を必要とする方
…などがあります。
私に教えてくださったお客様は、自分の中ではまだ歩行に不安定さを感じたり、病前と違ってすぐ足が疲れてしまういった問題を感じているけれど、
家族や友人には「普通に(問題がないように)見える」と言われてしまうとお話しされていました。
街中では足早に歩いている人が多い上に混雑していることもあるので、
外見上、問題なく普通に歩いているように見えると遠慮なくぶつかられてしまうことがあるかもしれません。
足が疲れてしまった時に優先席に座ることも肩身が狭く感じてしまうかもしれません。
そのような方はヘルプマークをつけてみてはどうでしょうか。
このヘルプマークは裏側に必要な援助等を記載することが出来るようになってします。
見えない身体の症状・悩みに限らず、もし失語症の方であれば、「言葉が出るまでに時間がかかります。」というような内容を記載しておくのも良いのではないでしょうか。
少しでも安心して生活を送ることができるように、ヘルプマークを活用してみるのもお勧めです。
ヘルプマークを見かけたら、思いやりのある行動がとれるように過ごしていきたいものですね(*´∨`*)
ちなみに、札幌市でヘルプマークを配布している所は
- 各地下鉄駅事務室
- 札幌市役所(障がい福祉課)
- 各区役所(保健福祉課)
- 各区保健センター(健康・子ども課)
- 身体障害者福祉センター
- 知的障害者更生相談所(手をつなぐ相談センターまあち)
- 精神保健福祉センター(札幌こころのセンター)
- 児童相談所
- 市内のアイン薬局
- 市内のなの花薬局
となっています。参考にしてみてください♪