アロマテラピーでリラックス!

2020年09月2日

こんにちは!OT増田です(o´艸`)

ここ数日、札幌は急に気温が下がって風が冷たく感じられますね。

いつのまにか9月に突入してしまいましたが、徐々に日が暮れるのも早くなってきたので秋が近づいてきているんだなぁ~と思います(o´罒`o)

気温差で風邪を引いてしまわないようにご注意くださいね!

 

 

今日はアロマテラピーについて書いてみようと思います。

最近は「コロナ鬱」の方が増えているという話を記事でよく目にするので、

そのようにストレスをため込んでしまう前にリラックスする方法の一つとして参考にしていただければいいなと思っています(○´U`○)

 

 

アロマテラピーとは、植物が持つ香りやさまざまな働きを利用して、心身のトラブルの解消に役立つ自然療法です。

「アロマ」は日本ではリラクゼーションとして導入されていることが多いですが、フランスやベルギーなどのヨーロッパ諸国では医薬品と同じように取り扱われる「西洋の漢方」でもあります。

最近は日本でも認知症予防に効果があるとして施設で導入している所も出てきているようです。

 

 

みなさんは今まで、「ラベンダーの香りをかぐと心が落ち着く」、「バラの香りで気分が華やかになる」など、香りによって気持ちが変化したという経験はあるでしょうか。

“アロマテラピー”は日本語で“香り療法”といい、植物が持つ香りや成分を使って「リラックス効果 」「美容効果 」 「健康維持 」が得られるものです。

その香りは私たちの身体に作用するメカニズムとして大きく2つわけられます。

一つ目は、嗅覚を通して脳に作用するというものです。

香りの分子が鼻の奥にある嗅神経に到達すると、人間の本能をつかさどる大脳辺縁系に伝わります。

この大脳辺縁系は人間の記憶と感情に加え、自律神経やホルモン、免疫の調節もつかさどっているのですが、それらの働きはストレスを受けると低下してしまい、病気など体に不調が現れてしまいます。

アロマの香りで脳(大脳辺縁系)をリラックスさせ、ストレスを取り除くことによって、自律神経などの自己免疫機能が向上し、病気になりにくくなると言われています。

また、香りは脳に直接はたらきかけるため、アロマテラピーはうつ病や認知症の治療においても有効だという最近の研究結果が出ています。

 

 

二つ目は、血液循環でからだに作用するというものです。

植物油などで希釈したエッセンシャルオイルの成分を皮膚に塗ると、皮膚の表面から毛細血管へと到達し、全身の血液循環に乗ります。

血液を通して、成分が臓器や筋肉などの各器官へと伝わり、からだの各症状に効果を現すのです。

(※指定通りに希釈をしないと皮膚が荒れてしまうため、個人で希釈して使う場合は注意が必要です!)

 

 

アロマテラピーで使用されるエッセンシャルオイルの代表的なアロマと、その効能・効果を一部紹介してみたいと思います。

●ハッカ、ペパーミント、クラリセージ 、ローズマリー➡さわやかで清涼感のある香りが特徴。呼吸器系に作用する。

 

●フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン➡甘く濃厚な香りのものが多く、香りの持続性も長い。高いリラックス効果が特徴。

 

●イランイラン、サンダルウッド(白檀)、パチュリー、ベチパー➡お香に使われるような、アジアの異国情緒を彷彿させる香。気分を落ち着かせる効果がある。

 

他にも様々なアロマがあるので、興味のある方は是非調べてみてください♪

ちなみにエッセンシャルオイルは100%天然素材から抽出されたものを指します。

これに対して、容器の見た目は同じでも安価で販売されているものは、香りだけを似せた合成オイルの場合があるため購入時は注意が必要です!

化学物質の含まれたオイルを鼻から吸収すると、体に悪影響を及ぼす可能性があるそうなので、しっかり確認しましょう。

また、自分の嫌いな香りを嗅いでいてもストレスになってしまうので、エッセンシャルオイルを選ぶときは自分の好きだと感じる香りを選ぶようにしましょう!

 

 

エッセンシャルオイルを気軽に生活に取り入れる方法としては、

☆市販されているディフューザーで部屋に拡散させる

☆ハンカチやティッシュに数滴垂らす

☆マグカップや洗面器などに入ったお湯にエッセンシャルオイルを数滴垂らす

・・・など様々な方法があります(。>v<。)ノ゙

 

気持ちを落ち着かせたい・リラックスしたいときの方法の一つとして参考にしてみてください♪