夏の脳梗塞リスクと予防について
2026年08月13日
こんにちは。
作業療法士の小笠原です。
8月中旬です。
気温が高い日々が続いておりますので、本日は夏の脳梗塞リスクと予防についてのお話しです。
夏に脳梗塞のリスクが高くなる、その主な原因とされるのが脱水症状です。
夏は汗をかくため、体内の水分量が不足しがちになります。
そうすると、血液がドロドロの状態になり、血栓ができやすくなるために、血管が詰まりやすくなってしまいます。
脱水予防には適切な水分補給が大切ですが、注意点を2点ご紹介します。
<水分補給の注意点>
①汗をかく前に、早めにこまめに水分補給をする。
水分を摂取しても、すぐに血液の流れがよくなるわけではなく、身体全体に浸透するには15~20分程度はかかるといわれています。
汗をかいていなくても、早め早め、こまめに水分補給を行うことが大切です。
スポーツ時や外出時など、汗をたくさんかくときは、普通の水とともに、スポーツドリンクを飲むことが推奨されています。
スポーツドリンクは体への吸収が速く、汗と一緒に消耗したミネラル補給にも役立つからです。
ミネラル不足にも注意が必要ですが、血圧が高めで治療中の方は、塩分のとりすぎにも注意が必要です。
➁室内の湿度と排尿の量と頻度に合わせて水分補給する。
エアコンの効いた室内は思いのほか乾燥しており、体から少しずつ水分が奪われてしまいがちです。
汗をかいていないから・・・と油断せず、定期的な水分補給を心掛けてましょう。
また、夏には冷えたお茶やアルコールを飲むことが多くなります。
お茶やアルコール類の利尿作用により、飲んだ以上に尿となって水分が排出されてしまうケースがあります。
利尿作用のあるお茶やアルコールを飲むときは、飲みすぎに気を付けると伴に、水も飲む習慣をつけるようにしましょう。
夏の脳梗塞は、睡眠中から起床後の時間帯にかけて、発症のリスクが高くなるといわれています。
眠っている間に汗をかいているため、水分不足になりやすいです。
また眠っているときは、一般に血圧が低下するため、血液の流れが遅くなり、血栓ができやすい状態になるといわれています。
さらに起床する前後からは、血圧が上昇すると同時に、活動に備えてアドレナリンが分泌されることによって血液が固まりやすくなります。
睡眠の前後にも水分補給をすることが大切です。
ご参考にしてください。
本日の一枚。

暑さが続く予報ですので、お体を大切にお過ごしください。
参考サイト:熱中症予防 ガイドライン 厚生労働省

