思っていたのと違っていた・・・

2019年12月23日

思っていたのと違っていた・・・

 脳梗塞リハビリステーション札幌中央   

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これまで、26年間准看護師として病院勤務をしており、そのうち9年間はケアマネジャーをしておりました。
そんな私が立ち上げた『脳梗塞リハビリステーション札幌中央』について、
その思いをこれから伝えて行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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1)リハビリのイメージのギャップ

2)個別相談会のお知らせ

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1)
残念なことに、脳梗塞発症し1週間程度の入院で済んだ方から、3回体験リハビリ後に8回短期集中リハビリをご成約して頂きましたが、4回終了後に解約の申し出がありました。

 

ご本人様の訴えとしては、周囲からは「きちんと歩けているから大丈夫」と言われるようですが、ご自身としては「歩いている気がしない」というものでした。

ご利用者様は、「自分では出来ないから、手伝ってもらいたい。デイサービスではマシーンしかやらないので、きちんと教えてもらいたい。」とのご要望がありました。

ですので、週1回のデイサービスと週2回の短期集中リハビリを実施しておりましたが、それ以外の活動はご主人の介護と家事だったようで、自主訓練用のパンフレットはお渡ししましたが出来ていなかったようです。

 

リハビリを進めて行くうちに、筋肉痛のような症状が出たり、足の重だるさを訴えて、最後は足が硬くなって動かしづらく通えないとの事でした。送迎も提案しましたが、「今は、この足の硬さは何が原因なのかという事が気になって、このままリハビリを続けて良いものか分からない。」との事です。
いくつか病院受診して検査しましたが、これと言って原因は分からず困っているようでした。
しかしながら、もしかすると何かご病気が隠れているかもしれないという不安はありますので、受診や検査は必要なことだと思います。

 

反省として、説明不足によりご本人様が思い描いていたリハビリのイメージと違っていたことや、思っているように歩けたら何をしようとしていたのか、その先の目標設定が明確ではなかったことなどが挙げられます。

 

リハビリの効果としては、歩行前後の動画を比較すると変化はあり、摺り足歩行の改善も認めます。
しかし、ご満足いただけなかったのは、ご本人様のご要望を具体的に表出することが出来なかったため、理想と現実にギャップがあったのではないかと思います。

 

今後、同様の事例がないように、ヒアリングに不足がないようにしっかりと聴き、具体的な目標設定をした上でご本人様がイメージしやすいような対応に努めます。
せっかく脳梗塞リハビリステーション札幌中央を選んで頂けたのに、まだまだ未熟で申し訳なく思っています。
ただ気持ちとしては、困っている方々に寄り添いたいと思っておりますので、何かお困りごとがありましたら遠慮なくご相談頂けたら幸いです。

今後とも精進して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

2) お知らせ
個別相談会 : 
随時受け付けております。
予約制であなたのためだけのお時間を作ります。
お気軽にご相談ください。
    011-211-1248