脳卒中後の便秘対策

2020年10月28日

こんにちは!OT増田です(´∪`●)

風邪など引かずにお過ごしでしょうか?

最近朝晩の風もだいぶ冷たくなってきたので、私は今日からマフラーをすることにしました(・ω<)

まだあまりマフラーまでしてる人は見かけませんが…

首元が寒いので、もういいや!マフラーもしちゃえ!という感じです。

私が風邪を引くわけにはいかないので、早目の対策・無理は禁物!ですね(9`・ω・)9

 

 

今日は「便秘」について書いてみようと思います。

病院の時からですが、脳卒中発症後に便秘がちになったというお話しをよく聞きます。

当施設にお越しくださっているお客様の中にも、病前は気にしたことがなかったのに、発症後は便秘がちなことが続いているというお話しをされる方がいらっしゃいます。

今日のブログでは、脳卒中後に便秘になりやすい理由や、便秘対策にどんなことをしたら良いのかを簡単に書いてみようと思います!(*˘︶˘*)

 

 

便秘とは、一般的に3日以上排便がなく残便感があることや、数日に1回程度しか排便がない、週3回未満の排便回数であることなどをいいます。

 

脳卒中後に便秘になりやすい原因として考えられる事は、麻痺がある場合は

①運動不足やストレスなどにより腸の蠕動運動が弱くなること、

②麻痺により足のふんばりがきかない事

③腹圧をかける力が弱くなっている事などにより、便秘になっている可能性があります。

また、直腸に便が溜まると大脳へ便意を起こすよう伝達されますが、脳疾患を起こした場合はこの伝達がうまくいかず、便意がなくなり、いきむ事ができなくなります。

すると、便が腸内で停滞しやすくなり便秘になることがあるといわれています。

 

 

以上のことをふまえると、運動量を増やすことで腸の蠕動運動を促したり、腹圧をかける力を鍛えるといったことを日々の生活の中に取り入れると良さそうですね。

自宅で行うことができる「排便体操」というものがありましたので、お時間のある方は是非下にのせているホームページを参考にしていただければと思います!

【臥位プログラム】http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/taisou/exercise_gai.html

【座位プログラム】http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/taisou/exercise_zai.html

【立位プログラム】http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/taisou/exercise_ritsui.html

名目としては「高齢者のための排便体操」とされてはいますが、内容としては先ほど書いたように「腸の蠕動運動を促す」・「腹部を鍛える」というものになっているため、

便秘に困っている方は取り組んでみると良いと思います♪(*´∀`*)ノ