コーヒーは健康に良い?悪い?
2021年03月10日
こんにちは!OT増田です(*´罒`*)
だいぶ雪がとけてきましたが、今日は湿った雪+風が強いですね!
家を出て早々に傘が壊れました…(・ω・`;)
この強風も少しずつ収まるとは思いますが、外出の際は風にあおられて転ばないようにご注意ください!
お客様とお話ししていると、発症後から生活習慣を変えた・変わったということを聞くことが多々あります。
入院をきっかけにタバコをやめた、お酒をやめた、塩分を気にかけるようになった…
今後の健康維持のためにとても良いことだと思います。
また、自ら健康について興味を持ち、本を読むなどして情報収集をするようになったというお話を聞くこともあります。
最近お話しした中では、「もともとコーヒーを飲むのが好きだったけど、本を読んだら血圧をあげる作用があるから健康に悪いと書いてあった。でも他の本ではリラックス効果があって健康に良いと書いてあった。結局コーヒーを飲むのはやめた方が良いのかよくわからない。」というお悩みが聞かれました。
現代社会では本やインターネットなどで様々な情報を手に入れやすいぶん、その多くの情報に振り回されてしまうことがあります。
私はコーヒーが飲めない人間なので、コーヒーによる作用などを詳しく知らなかったのですが、気になったので調べてみました!(`・∀・´)ノ
よく知られているように、コーヒーにはカフェインが含まれています。
このカフェインは交感神経を刺激する作用があるため、摂取すると血管を収縮させる効果があり、それが心臓に作用することで、血圧を上げてしまいます。
ただ、カフェインによる血圧の上昇は「ごくわずか」と言われ、短時間で元の血圧に戻ると言われています。
また、繰り返しカフェインを摂取していると体が慣れてきて、カフェインに対する耐性ができてくるそうです。
耐性ができると、カフェインによる血圧の上昇は、より小さくなります。
何年もコーヒーを飲み続けている人はすでにカフェインに対する耐性ができているはずですね。
このように、コーヒーに含まれるカフェインが与える血圧に対する影響はほとんどないと言ってよいと思われます!(・∀・` *)
逆に、コーヒーを飲むと血圧に対し良い影響を与えるという研究結果も出ているようです。
アメリカで行われた研究によると、コーヒーを1日最低4杯以上飲む人は、それ以下の人と比べ、高血圧のリスクが減るということが判明しました。
コーヒーにはカフェイン以外に、クロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。
このクロロゲン酸という成分には抗酸化作用があり、血管を錆びから守ってくれます。
そうすることで、血液がサラサラになり、血液の流れがスムーズになります。
結果、「血圧が下がる」ことにつながるわけです!
注意すべきは、「血圧が下がるから沢山コーヒーを飲めばいい」というわけではない!ということ。
コーヒーに含まれるカフェインの摂り過ぎは、体の害になります。
カフェインを摂りすぎることで、動機、めまい、吐き気、胃痛や頭痛、さらに不眠症など生活に支障をきたす症状が出ることがあります。
最近ではカフェイン依存症という病気も聞くようになっていますので、飲みすぎには注意が必要です。
内閣府の食品安全委員会のデータによると、カフェインの一日の許容量目案は400mg。
コーヒー100mlには約60mgのカフェインが含まれている計算で、コーヒーの摂取量は1日6杯程度(1杯が100mlとして)が最大値と考えられます。
勿論、コーヒー以外にもカフェインを含むものはありますので、お茶やエナジードリンクも飲むかたは気が付かないうちに許容量を超えてしまわないように気を付けましょう!(´∪`*)
コーヒーが好きな方は、一日の摂取量さえ気を付ければ特に問題なく飲んで大丈夫だと思います。
やっぱり「何事もほどほどに」…ですね♪(´∪`●)