「楽しい・うれしい」の効果

2022年06月2日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

6月に入りました。

 

つつじの花の見頃が終わりに近づいてきたように思います。

昨日の散歩中、蝦夷つつじの花がきれいに咲いているのを見つけたので撮りました。

 

 

本日は、

『楽しい、うれしい』の効果

についてのお話しです。

 

『楽しい、うれしい』と、人はとても元気になれます。

楽しい時、人の身体はどうなっているのでしょうか???

 

「楽しい」「うれしい」と感じると、

幸福物質とも呼ばれるドーパミンが分泌されます。

 

ドーパミンを分泌する脳の回路は、

「報酬系」と呼ばれています。

なにかを達成したり、なにかを得たときなどに活性化するそうです。

 

ドーパミンが分泌されると、

脳が活性化するため、集中力や記憶力が高まり、パフォーマンスが高まることになります。

意欲やモチベーションが上がり、ポジティブな感情が湧いてくるので、物事に前向きに取り組めるようにもなるといわれています。

 

ドーパミンは、「楽しむ」だけで分泌されるので、「楽しむ」だけで自分のパフォーマンスを高めることができるということですね。

 

1日の終わりに、

どんな日でも、その日にあった楽しい・うれしい出来事を一つでも思い出すことが精神の健康にとっても大切なことだそうです。

 

物理的なことだけでなく、

「花がきれい」や「月がきれい」などと感覚的なこともいいですよね。

 

笑い袋のイラスト