ハロウィン~カボチャの効果・効能~

2021年10月28日

こんにちは。作業療法士の小笠原です。

 

今週の日曜日は、ハロウィンですね!

このハロウィン(HeIIoween)とは、

11月1日の「諸聖人の日」「万聖節」(All Hallo)の前夜祭(All Hallo Eve)という意味で、紀元前5世紀頃にケルト人が行っていた祝祭に由来します。

古代ケルトでは11月1日に暦が変わったので、10月31日は年の変わり目にあたります。

日本でいう大晦日にあたる日ですが、古代ケルトでは現世と来世を分ける境界が弱まり、死者の魂が家族のもとへ戻ってくる日と信じられていました。

日本でいうお盆のようなものですが、死者の魂とともに悪霊も一緒にやってくると考えられていました。

その悪霊に人間だと気づかれないように、火を焚いたり仮面をつけて悪霊に扮するなどをして身を守る風習が仮装の起源といわれています。

そして、収穫を祝うとともに悪魔払いをするようになったそうです。

お盆と十五夜と大晦日が集結したかのような日ですね☆

近年は大規模なパレードを行うアメリカ式が日本だけでなく、ヨーロッパにも広まっているようです。

ハロウィンのピニャータを叩き割る子供のイラスト

とはいえ、まだまだ馴染みの少ない方も多いことでしょう。

私も飾りつけはしましたが、カボチャの存在感が際立つ日・第一弾で、収穫祭という心持ちが強いです。

 

さて、

このカボチャ

効果・効能は目を見張るほどなんです!

 

カボチャの代表的な栄養素のβカロテン、ビタミンACEは免疫機能を正常に保つ働きがあります。

体外から侵入した菌やウイルスに対する抵抗力を強化してくれるだけでなく、粘膜の保護にも大活躍してくれるので、風邪を引きにくい体にしてくれます。

この粘膜の保護効果は、もちろん目も保護してくれます。

スマホなどのブルーライトからも目を守ってくれて、目の疲れを癒す働きもあります。

さらに、

ビタミンACEは「美容ビタミン」といわれています。

抗酸化作用が期待でき、増えすぎた活性酸素を抑える効能があります。

さらに、ビタミンCは美肌効果があるコラーゲンの生成に大きな影響を与えてくれるので、アンチエイジング効果の期待があります。

 

風邪予防だけでなく、お肌の調子やシミ・シワが気になる方にはお勧めの野菜となっています。

 

が!

かぼちゃに多く含まれている「炭水化物」の存在が気になる方も多いのではないでしょうか?

かぼちゃに含まれている炭水化物は主に多糖類です。

多糖類は胃や腸で分解されてゆっくり吸収されるので、血糖値が穏やかに上昇します。

このためにインスリンの分泌が少ないので、肥満や糖尿病になりにくいといわれています。

 

血糖値や美容面が特に気になる方は、蒸したり、味付けをなるべくシンプルにするなどと工夫してみましょう。

 

次回は、

糖質の上手な付き合い方についてお話ししてみようと思います。

 

ハロウィンのカボチャで遊ぶ ぴょこ のイラスト