エクササイズでする花粉症対策

2025年05月22日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

本日の一枚。

ライラックがきれいに咲いています。

色とりどりの花で景色がにぎやかになってきましたね。

 

しかし、花粉症の方にはつらい時期かと思います。

 

そんな悩ましい時期に、本日はエクササイズでする花粉症ケアのお話しです。

 

運動は体脂肪の燃焼や心肺機能の改善などおなじみの効果があります。

もちろん、それらは花粉症にも良い効果があります。

花粉症へのエクササイズ効果で大切なのは「自立神経を整える」ことです。

 

鼻水などの花粉症の症状は、主には自律神経の暴走で起きているといわれています。

特に花粉で刺激された副交感神経が興奮して、粘膜から異常に分泌物が出てしまうというのです。

 

今回ご紹介する運動は、副交感神経から交感神経に切り替える効果が期待できるエクササイズです。

さらに、骨盤前傾で体幹の筋力が上がるので、バランスが良くなることも期待できます。

 

<方法>

①座って膝が90°くらいに曲がる高さの椅子に座ります。(椅子が高い場合は足元に台などを置いて調整しましょう)。

②ゆっくり鼻から息を吸いながら、骨盤を前に傾けて体を反らせる(おへそを前に突き出すイメージ)。

③5~8秒間息を止める。

④骨盤を後ろに倒して背中を丸め(おへそを奥に押し込むイメージ)ながら、「ふっ」と短く息を吐く。

椅子に座った腹式呼吸のイラスト(女性)

このエクササイズは、体がだるくてやる気が起きない時や朝起きた時にもおすすめです。

良かったら、お試しください。

 

寒暖差が大きいので、体調管理には気を付けてお過ごしください。