暑さに負けない身体作り
2021年07月21日
こんにちは!作業療法士の小笠原です。
連日暑いですね!
北海道はエアコンがないご家庭が多いので、ご自宅内でも熱中症に気を付けましょう!
脇や首の横にアイスノンや保冷剤を当てるとかなり涼しくなりますよ!
水を張ったバケツなどに脚を入れて冷やすのも涼しくなりますよ~
水分もしっかり取りましょう★
さて、
今回は暑さに負けないために、
食べ物のお話しです。
ナスやスイカなど夏に旬を迎える野菜や果物は、「体を冷やす」と言われています。
これは東洋医学の考え方によるもので、食べれば体温が下がるわけではありませんが、旬の野菜や果物を食べることにはメリットがたくさんあります。
夏が旬の野菜や果物には、以下のような栄養素が含まれています。
●カリウム
(水分や血圧を調整し、むくみ予防・利尿作用がある)
…キュウリ、ナス、スイカ、メロンなど
●ビタミン
(日焼けした肌を修復する、疲労回復効果がある)
…パプリカ、ピーマン、トマト、パイナップル、マンゴーなど
このように夏が旬の野菜や果物には、暑さに対応するために必要な栄養素が含まれているのです!
とはいえ、
暑いと火を使うなどの室温が上がることは気が進まないものです。
ここで、火を使わない工夫をご紹介!
★電子レンジでの加熱調理
電子レンジで野菜を加熱する場合は、食べやすく切った野菜に水などの水分を少々加え、蒸気が逃げるような蓋かラップをふんわりかけましょう。
出汁や鶏がらスープの素を少々入れると美味しさがアップします。
★塩もみ
<ピーマン>
①種を取ったピーマンを千切りにする。
②塩少々をさっとまぶし、少し置く。
③出た水分をしっかりと切る。
味付け例:ゴマ油とゴマ少々で和える。鶏がらスープの素を隠し味に入れると美味しさがアップします。
<なす>
①へたを取ったなすを長さ3~4等分に切り、6~7㎜のいちょう切りにする。
②塩少々をさっとまぶし、手で混ぜてギュッギュッと押しながらもみ込む。
③ナスがしんなりしたら、水気を絞り出す。
味付け例:ゴマ油を加え、鰹節やゴマ、刻んだ青じそやミョウガなどの薬味をお好みで和える。
★水でさらす
①種を取ったピーマンを千切りにする。
②水でさらし、少し置く。
③水分をしっかりと切る。
味付け例:めんつゆ又は醤油とゴマ油、ゴマ少々で和える。鶏がらスープの素を隠し味に入れると美味しさがアップします。
※塩もみや水でさらして食べる場合は、ゴマ油やコチュジャンを入れると青臭さや苦みを軽減することができます。
※キムチで和えると味付けがいらないので、さらにお手軽ですよ。
夏バテ予防のためにも旬の食材を食べましょう!