日光浴のすすめ
2021年09月9日
こんにちは。作業療法士の小笠原です。
過ぎてしまいましたが、
9月6日は「松崎しげるの日」です。
トレードマークの焼けた黒い肌に因んで、
「ク(9)ロ(6)」の語呂合わせとなっています。
毎年この日、
松崎しげる主催・音楽フェス
「黒フェス~白黒歌合戦~」が開催。
今年は森口博子さんや手越祐也さんなど沢山のゲストが出演。
毎年盛り上がっているようです。
ということで、
今回は、太陽と健康の関係のお話です。
国際環境衛生学会誌では太陽を浴びないとビタミンD欠乏症に陥り、心臓病や内部がん(皮膚がんも!)など多くの病を誘発し、健康上のデメリットを警告しています。
~日光浴のメリット~
☆ビタミンDを形成できる
ビタミンDとカルシウムは骨を強く押しするだけでなく、快眠やストレス軽減にも役立ちます。また、免疫力が増強し、内部がんや他の慢性病のリスクを大幅に軽減します。
☆血管拡張により、血管系の病気予防
太陽を浴びると血管拡張作用がある酸化窒素が生成されるため、血圧低下、心臓病や心筋梗塞、脳溢血など血管系の病気の予防にも有効です。
☆セロトニン(幸せホルモン)の活性化
脳内物質セロトニンが活性化されることにより、疲労感やストレスが軽減されます。うつ症状の軽減にも役立ちます。
過度な日焼けは色素沈着やシミ、しわ、悪性腫瘍など、有害な影響がある印象はぬぐえませんが、炎症を伴わない適度の日光浴は皮膚がんの原因となる悪性の黒色腫(メラノーマ)とは無関係です。
過度な日焼けと適度な日光浴の境界線は人それぞれ異なりますが、ほんのり肌が赤くなる程度の日光浴、つまり一日5分~15分程度を目安として日光に肌を露出するのがビタミンD生成に効果的とされています。
心身の健康に太陽は欠かせないので、太陽と仲良く適度なお付き合いを楽しみましょう♪