リハビリ道具紹介~ペグボード~
2023年04月7日
こんにちは。
作業療法士の小笠原です。
フキノトウが咲き乱れて、ツクシも顔を出しましたね。
季節はすっかり春です。
本日は、
リハビリ道具「ペグボード」についてのお話しです。
ペグボードは色や形、大きさが異なるペグ(木釘)を穴のあいた板に差し込んでいく道具のことです。
ペグの形状は、円柱形が代表的ですが、直方体や細いピン状になったものなど、さまざまなタイプがあります。
リハビリでは、手の巧緻性(つまむ・さす・離す・反転)の改善に用いられることが多いですが、ペグボードを用いる訓練では、「ペグを手で持って板の穴に入れる・取り出す」といったリーチ動作も組み合わされるため、人によっては上肢機能訓練としてペグボードを使用する人もいるかと思われます。
メーカーによりボードの大きさや、ペグの長さ・太さ・重さ等は異なります。
当施設では、写真に写っているペグを2種類(中・小)そろえています。