リハビリを継続するという事

2019年12月10日

リハビリを継続するという事

 脳梗塞リハビリステーション札幌中央   

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これまで、26年間准看護師として病院勤務をしており、そのうち9年間はケアマネジャーをしておりました。
そんな私が立ち上げた『脳梗塞リハビリステーション札幌中央』について、
その思いをこれから伝えて行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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1)リハビリを継続するという事

2)個別相談会のお知らせ

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1)
本日は12月とは思えないくらい、暖かく穏やかな天気となっておりますね。今のところドカ雪はなく安心しておりますが、そのうちやって来るのでしょうか恐怖です。

 

先日、難病連主催で札幌医科大学附属病院の理学療法士による、「パーキンソン病のリハビリテーション」という講座に参加してきました。

結論から申しますと、リハビリは継続することが重要という事でした。

 

パーキンソン病は「指定難病」とされており、人により速さは異なりますが進行性の病気です。
症状を抑え生活し易い状況にするには、
① 服薬療法
② 外科療法
③ リハビリテーション
いずれも、併用することがより効果的に症状を緩和させ、日常生活を過ごしやすくします。

特にリハビリに関しては、どの疾患にも言えることで、継続することが大切です。

 

パーキンソン病は、進行してくると体を動かすのが億劫になってきます。
→体を動かさなくなると、廃用症候群と言い筋力や体力の低下が起きます。
→放っておくと、関節の拘縮などにより体を動かせなくなります。
→体を動かせなくなると、寝たきりになり常時介護が必要な状態になります。
→すると、誤嚥性肺炎などのリスクが高くなります。

 

少しでも症状を抑え、日常生活を過ごしやすくするためには、服薬療法の他、人によっては外科療法を選択する方もいるでしょう。
いずれにしても、リハビリテーションの継続は必須です。
講座の際には、毎日ストレッチを実施された方の歩行スピードを前後比較すると、歩容に変化があり歩幅が広くなりスピードも上がっておりました。

体幹を鍛える筋力トレーニングの方法もご紹介されておりましたが、ほぼ基本的な簡単なストレッチ方法でした。
自立された生活を送っていらっしゃる方には、十分出来るストレッチ法です。歳を重ねるごとに、病気に関係なく何もしなければ廃用症候群にはなります。
体を動かすという事は、日々の生活の中での動作に加え、意識して普段あまり動かさない部分を動かす事です。

 

海外の研究結果では、太極拳やダンスなどがパーキンソン病に良いと言われているようです。リズムに乗って、体を動かすという事が良いようです。そう言えば、知人のパーキンソン病の方が、リハビリで太極拳をしているという話を聞いたことがあります。

日本では、まだそのような研究はないようですが、ラジオ体操が効果がありそうだと言っておりました。
ラジオ体操は、小さなお子様からお年寄りまで誰でも知っている全身運動になりますので、パーキンソン病の方だけではなく私たちも毎日習慣にしたら良いのかもしれません。

 

 

「自主訓練をしたい!」「継続しているがこのやり方で良いのだろうか?」「困りごとはあるが誰に相談したら良いのか分からない…」
など、困りごとがございましたらいつでもご相談をお受けしております。現在のご自身のお身体の状態を評価し、必要なリハビリの方法をご指導致します。

単発のご利用でも構いませんので、一度ご相談にお越しください。
親切・丁寧に対応させて頂きます。

 

 

2) お知らせ
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