高次脳機能障害について知ろう!

2019年11月27日

こんにちは!OT増田です(^-^)

今日は歩道も凍っているところが多く、通勤中に何度も滑り危ないところでした!

みなさんも外を歩くときは十分気を付けてくださいね!

 

 

当施設ホームページ内の「お悩み別メニュー」内に、高次脳機能障害という項目があるのですが、

みなさんは「高次脳機能障害」というものをご存じでしょうか。

脳梗塞や脳出血になると、麻痺・感覚障害といった症状が出るイメージが強いかもしれませんが、

実はこの高次脳機能障害という症状も出ることが多いのです。

 

高次脳機能とは、「言語・行為・認知・記憶・注意・判断」など、主に連合野皮質によって営まれる機能の事をいいます。

それらについて医学的に定義される「高次脳機能障害」とは、脳血管障害や変性疾患、頭部外傷などにより、

「失語」「失認」「失行」「記憶障害」「注意障害」をきたしている状態をいいます。

 

 

高次脳機能障害は①身体障害が軽症であることが多く、外見的に障害が目立ちにくい・⓶本人も障害を認識できないことがある・

③障害は入院中よりも日常生活で出現しやすく、医療者に見落とされやすい…という特徴があるため、周囲に理解されにくく、しばしば「見えない障害」と呼ばれます。

 

 

 

当施設で現在対応させていただくのは、高次脳機能障害の中でも「記憶障害」「注意障害」「半側空間無視」「失行」とさせていただいているのですが、

高次脳機能障害の中でも特にコミュニケーションに大きくかかわる「失語」という症状でお悩みの方も多くいらっしゃるかと思います。

「失語」に対するリハビリに関しては、当施設に現在言語聴覚士が在籍しておらず、適切なリハビリを提供することができない状態ですので、

対応させていただく高次脳機能障害から除外させていただいております。

今後、言語聴覚士が在籍次第、「失語」でお困りの方にも対応させていただきますので、お待ちください。

 

 

次回から「記憶障害」「注意障害」「半側空間無視」「失行」について記載していきますので、更新をお待ちください♪o(・ω・´o)