花粉対策について

2025年05月1日

こんにちは。

作業療法士の小笠原です。

 

本日の一枚。

桜や梅がきれいに咲いていますね。

今年はコブシの花や水仙、ヒヤシンスなども一気に咲き始めて、とてもきれいな春です。

 

花粉症の方にはつらい時期になりました。

そんな悩ましい時期に、本日は花粉症ケアのお話しです。

 

花粉症ではない方も、予防の観点で対策をしておくこともおすすめします。

アレルギー症状は、まるでコップの水が溢れたかのように発症するといわれています。

ひどい花粉症になると、行楽シーズンの春と秋が憂鬱になっていまいます。

コップの水が溢れないように対策することも大切かと思います。

 

鼻のケアについて

・鼻の粘膜の保護

繰り返して鼻をかむと鼻が荒れますので、荒れてしまったらワセリンなどを塗ってケアしてください。

保湿ティッシュペーパーはかなり負担を軽減してくれます。

 

・室内の加湿

鼻の中に炎症があると粘膜の保護機能が低下するので、室内を加湿して水分を補ってください。

 

鼻に入り込んだ花粉やホコリなどは、洗い流すのが効果的です。

ただし、水道水は塩素などを含んでいて鼻の粘膜を傷つけてしまうリスクがあるので、体液に近い組成の市販の生理食塩水を使用することをおすすめします。

 

目のケアについて

・目の洗浄

花粉やホコリなどは、洗い流すのが効果的です。

ただし、鼻と同様に水道水で目を洗うことで細胞が傷つくことがあり、また目の保護をしてくれる涙も洗い流してしまうので、市販の目の洗浄液を使用してください。

 

・目の疲労の回避

ドライアイや目に炎症があるときなどは花粉の影響で症状が悪化しやすいので、目から画面を離すなど、意識的に目を休めて目の負担を減らしてください。

 

一番大切なことは、花粉を身体に付着・侵入させないようにすることなので、

 

・花粉回避の服装(マスク、帽子、眼鏡、表面がツルツルした上着など)

・屋内に入る時は花粉を払う。

・顔や鼻の穴にワセリンを塗る(ワセリンに花粉が付着するので、目や鼻への侵入を防ぐことができます)。

 

などの対応が大切だと思います。

 

良かったら、お試しください。

寒暖差が大きいので、体調管理には気を付けてお過ごしください。

 

マスクを付けたクマのキャラクター

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